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June 11, 2004

インターフェロン治療に助成 岩手県紫波町

 岩手県紫波町(人口34,513人、04/04現在)、同町は肝臓病で死亡する人の割合が県平均の2倍以上と高く、2002年から「C型肝炎啓発プログラム開発事業」など熱心に取り組んできました。希望する住民(40歳以上)について無料で肝炎ウイルス検査も行っています。
 6月から、新しい肝炎対策事業として、治療費助成を始めます。読売新聞東京本社発行04/06/10付朝刊によりますと、町担当者(長寿健康課)は「周囲の目を気にして、治療に消極的な患者も多い。助成をきっかけに、一人でも多くの人が治療を始めてほしい」と述べていると報じています。

 治療費の助成対象になるのは、町内に1年以上住んでいる住民で、肝炎ウイルスに感染し、医師がインターフェロンを含む治療を行った方が良いと判断した患者。
 助成額は、収入によって月額8000円か1万円を、5か月を限度に助成します。

 このような助成制度が実現したのも、同町の患者会「いわて紫波肝友ネット」がねばり強い活動で、岩手医科大学、医師会、町などと「C型肝炎啓発プログラム開発事業」のワーキンググループに参加し、医療講演会や患者交流会などの事業や提言活動を行ってきたたまものです。
 この助成制度の発足について、「肝友ネット」の小田中会長は、「財政難で肝炎患者への支援を見直す自治体が多い中で、紫波町の決断を評価している。住民の正しい理解にもつながると期待している」(同新聞記事)と評価しています。

 このような事業が全国に波及するように、私も頑張りたいと思っています。
いわて紫波肝友ネット会報

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Comments

 18日付岩手日報でも報じられました。
 三重県でも助成制度があると触れています。

Posted by: sin | June 19, 2004 at 06:32 AM

 2004.07.27 河北新報で、「とうほく多面鏡/岩手・紫波町のC型肝炎助成制度-町内の患者に最高月額1万円/先進的試み評価高まる/周囲の理解促進も」の見出しで、解説記事が掲載されました。

Posted by: sin | August 04, 2004 at 11:38 PM

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