病院の「患者情報室」
11日、府PTA協議会の総会が大阪国際交流センターで開催されました。私の街でのPTA活動最後のおつとめとして参加しました。
総会後に、「独立行政法人国立病院機構 大阪医療センター」内にある「患者情報室」に立ち寄りました。
このセンターのお世話係Yさんにお話を伺ったところ、最近肝炎患者からの問い合わせや相談が多くなったそうです。お話を伺っていると、この病院を利用しているIさん(旦那さんが肝がんの疑いで通院中)がやってこられ、お話をお伺いしました。Iさんは、ここで肝がんの体験記などを記した本を探しに来られたのです。
旦那さんが「肝がん」と診断がつけばどのような治療法が良いのか悩んでおられました。
2002年4月に大腸がんで亡くなられた、朝日新聞記者 故井上平三さんの遺志を引き継ぎ、夫人が寄付された基金を財源に、2003年10月に開設されました。
「患者が気軽に病気や検査・治療方法を学ぶことができる情報室があれば」「同じ病気や治療を受けた先輩患者の体験談を知りたい」と平三氏が語っていたことを具現化されたものです。
「患者情報室」は、国立病院大阪医療センターが場所を提供し、NPO法人ささえあい医療人権センターCOML(コムル)が企画・運営を担当します。
癌治療薬早期認可を求める会代表・三浦捷一氏が執筆した「癌と闘う」や大阪の肝がん患者など肝臓病患者会の会報「友の会だより」なども寄贈し閲覧できるようになっています。
開室時間:10:00 - 16:00
電 話:06-6942-7321(直通)
住 所:〒540-0006 大阪市中央区法円坂2-1-14
独立行政法人国立病院機構 大阪医療センター内
救急災害医療棟1階
● 相談員が常時複数おられ、書籍も2000冊を超え、各患者団体
の会報やパンフレットなども閲覧できるようになっています。
また、パソコンでインターネット利用して治療情報なども調べる
ことができます。
写真は、お二人の相談員と書架
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