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June 18, 2004

自身で選択? 治療法

 17日付朝日新聞夕刊に、「治療法『自分で選択』 医薬産業政策研調査 『医師まかせ』を上回る」の見出しで、掲載されています。
 「医薬産業政策研」は、日本製薬工業協会のシンクタンク「医薬産業政策研究所」。記事は、「治療方法は、医師まかせでなく自分で決めたいと願う人が多数派になりつつある現状が浮き彫りになった」と報じています。

 この間、日本肝臓学会主催のものや薬害肝炎訴訟を支える会が行ったものなど、各地で肝臓病医療講演会が行われてきました。いくつかの講演会に参加し、参加者からドクターへの質問を聞いていて気になったことがあります。

 C型肝炎患者でインターフェロンが使えなかったり、効かなかったりした方が多いこと、その人たちの肝炎沈静化のためには、グリチルリチン製剤注射薬が治療の第一選択肢になること。
 このグリチルリチン製剤注射薬に付いての質問が多いのです。
 政府保険医協会医療機関団体などが、ジェネリック(後発品)を使うことを推奨し、多くの医療施設で先発品から後発品に切り替わってきています。患者からは、「後発品になってGPT値が下がりにくくなった」、「うった後の感じが違う」「本当に先発品と後発品は効果(肝炎を沈静化させる)が同じなのか」など、患者さんの心配が質問として出されていました。

 これらの質問を聞いていて調べてみるのですが、後発品と先発品の成分比較の研究発表が今年も4月21日から開かれた「日本消化器病学会」(仙台市)で1件あったのですが、効果比較の研究データは見あたりません。
 ぜひ研究をして、効果が同等という結論が出るまで、患者に後発品を押しつけないで欲しいものです。

 消費者は、店先の商品を選んで買うことができます。
 しかし、こと医療となると「患者」(消費者)が、保険診療で認められているグリチルリチン製剤の内から、これをうって欲しいとドクターに言えないのが現実でしょう。
 

 

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