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June 05, 2004

難病としての肝炎対策 北海道新聞で

 毎年、全国で4万5千人もの人たちが肝がんや肝不全で亡くなっておられるB型、C型肝炎。ウイルスを排除するといわれて登場したインターフェロンが保険適用になってB型で19年、C型で10年以上になる。
 治療薬が登場したにもかかわらず未だに肝がんでなくなる患者は、後数年は増え続けるだろうと専門医は公開講座などで説明しています。これらのウイルス性肝炎が「難病」だといわれるゆえんでしょう。

 しかし、国の「難病対策」では、国の医療費助成などの支援策はありません。
 患者たちのねばり強い運動で都道県独自の支援策としてウイルス性肝炎も都道県単独事業として医療費助成制度が、北海道、東京都、長野県、愛知県などで行われていました。
 その後、愛知県が非代償性の肝硬変患者のみに助成制度を限定しましたし、東京都も肝炎への助成制度を廃止する方向での経過措置になってしまっています。
 北海道も肝炎への助成制度を廃止する方針を打ち出しました。
 北海道新聞6月3日付で報じています。

 B型肝炎、C型肝炎に医療費助成制度を守っているのは長野県だけになりそうです。
 一度発病すると完治する方が少ないといわれているB・C型肝炎、血液を介して感染する感染症です。過去の医療行為が日本でこれらの病気を蔓延させた医原病であるとも指摘されています。

 ずさんな集団予防接種が原因でB型肝炎に感染したと国を相手に損害賠償を求めている裁判も最高裁に。
 フィブリノゲンなどによる薬害C型肝炎訴訟も72人の原告が5地裁で国と製薬会社を相手取って裁判を行っています。

 今後の国の肝炎対策をきちんとするためにもこれらの裁判の行方は重要だと思います。

 北海道で起こっていること、6月3日付北海道新聞をご覧ください。
 私の療友が患者としてのコメントを述べています。 
  

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Comments

 東京都の現在の肝炎対策は以下の東京のサイトに掲載されています。
 http://www.kenkou.metro.tokyo.jp/shippei/bckanen/kannensyuryou14_10.html

Posted by: sin | June 08, 2004 at 02:08 AM

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