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July 03, 2004

対策迫られるB型肝炎と輸血

 昨日(7/2)の読売新聞などの報道によると、3月に外科手術で輸血を受けた60歳代の男性が、6月になって劇症肝炎を発症し、死亡したと報道しています。
 輸血された血液のウイルス検査はいずれも精度の高い検査でも陰性だったそうです。
 日赤血液センターでは、献血者までさかのぼり、再度採血し再検査することも検討するそうです。

 以前から、京都大学で生体肝移植を受けた患者が、ウイルスが陰性とされた肝臓を提供されても、B型肝炎を発症した例が多く、臓器を提供された方の病歴をたどっていくと過去にB型肝炎ウイルスに感染していた痕跡を残していたことが多いといいます。

 それほどに、B型肝炎ウイルスは、検査にひっかからないほど少ないウイルス量でも感染力が強いのでしょうか。
 また、手術を受けた後で免疫力が相当落ちていて、ごくわずかなウイルスの感染でも劇症肝炎が起こってしまったのでしょうか。

 日赤血液センターの抜本的な対策と、劇症肝炎発症機序研究、早期診断に手抜かりがなかったのか等々、今回の事件でもB型肝炎ウイルス対策と劇症肝炎対策の見直しが求められます。

 その後の報道 読売オンラインニュース


 
 

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