薬のコンビニ販売を考える
先月30日から、コンビニで371品目の医薬品販売が可能になりました。
どのようなものが販売できるか読売新聞報道 「コンビニで医薬品販売を350品目可能に」(03/12/16)で報道されています。
今回の解禁では、風邪薬などは含まれていません。
朝日新聞(04/07/16付)「コンビニで「医薬品」、371品目30日に解禁」
一方、読売新聞04/07/30付で、「風邪薬や抗生物質 副作用死?106件」で厚労省の調査の結果が報道されました。
薬の副作用情報が公開され、薬剤性肝炎が多くの薬で起こっている実態が明らかにされる中、多くのコンビニでは、アルバイトの若者2人くらいで接客している状況で大丈夫?と心配になってきます。
30日付読売新聞では、
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風邪薬や抗生物質の服用後、全身の皮膚や目がやけどのようにただれる「スティーブンス・ジョンソン症候群」を発症した例が、昨年秋までの2年7か月間で1064件に上ったことが29日、厚生労働省のまとめで分かった。・・・死亡につながった例も106件に上り、・・・」とあります。
スティーブンス・ジョンソン症候群
スティーブンス・ジョンソン症候群患者会
スティーブンス・ジョンソン症候群は、合併症として肝機能障害を併発した場合、死亡率が高いといわれます。臓器に対しても皮膚同様の炎症反応が起こりうることを念頭に治療を行うことが必要、と説明されています。
参考資料 サイト
○薬と病気と健康と 「雑記」
○薬辞苑 医薬品の「コンビニ販売可能品目」
○コンビニ販売 反対派の意見
○ 〃 賛成派の意見
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