免疫療法医師告発 記者会見
日本がん患者協議会は、医師を告発する記者会見を行うと発表しました。
報道機関に送付した文書を紹介します。(なお、具体的な医師名。クリニック名は、このブログでは伏せています)
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関東のクリニックなどにおいて行っている新免疫療法は、サイトや書籍・講演会にて治療成績を公開しています。
同クリニックのY医師の治療効果判定は、ご自身の著書やサイトなどでは日本癌治療学会の判定基準に則って行われていると書かれておりますが(2004年7月 サイト内容変更され、現在は別表現)、実際の判定は絶対必要な画像診断では無く、腫瘍マーカーの数値だけで行われておりました。
根治術後の補助療法の患者までCR(腫瘍が消滅して4週間以上)と判定されています。
患者はY医師の言う「11.5%の患者のがんが消える。1/3の患者でがんが半減する」との言葉を信じ新免疫療法を受けています。
さらに手術を行えば完治する可能性のある患者にまで手術は必要ないと言い切り、がんを悪化させた症例もありました。
私たちは『虚偽のデータに基づいた行為』として、詐欺罪として告発いたします。
○会見日時 8月18日 (水)
○場所 霞ヶ関 弁護士会館会議室
○参加者 日本がん患者団体協議会役員 (2名)
被害者の会 (2名)
池原弁護士・梅澤充医師・若杉慎司医師
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