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August 27, 2004

病院に残された「血液」

 大阪市内の開業医のサイト「肝臓タウン」があります。
 肝臓病に関する情報交換を行う「掲示板」のサイトです。

 ここに「保存用血液について」という質問が書き込まれていました。
 肝炎で医療機関に通院されている患者さんからの質問で、定期的な肝機能検査で採血されるおりに「保存用」とラベルの付いた「スピッツ」(検査用血液容器)があったようです。

 

 病院でなにげなく検査のためにといわれて、ご自身の血液や糞尿などの「人体試料」、CT、MRI、エコーなどの画像データを残されていますが、このデータは大変重要な「個人情報」です。
 血液などの試料は、管理をきちんとすれば永久保存は可能なようです。
 このデータの所有権を患者は主張できるのでしょうか。

 最近の事例で、無断で画像データなどを学会で発表された患者さんが、裁判に訴えて病院と医師側が和解に応じ賠償金を支払ったというものもあるようです。
 一度、じっくり考えるべき問題です。

 国や自治体が行っている「がん登録事業」(大阪などはこれを発展させて「がん診療拠点病院」事業なども)が、個人情報の管理や患者への説明がどれだけなされているかなど、問題が指摘されています。この話題はまたいずれ。

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