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August 29, 2004

深刻な肝がん再発

 29日、大阪府泉佐野市にあるゲートタワービルの会議室で「肝がんに関する講演・相談会」が行われました。
 「がん治療薬早期認可を求める会」・ 「肝臓病に取り組む医師の会」の共催です。
 講師は、大阪大学医学部で病態制御外科の消化器外科を担当されておられる永野浩昭医師。

肝がんに関する講演・相談会風景

 この催しは、肝がん患者が急増している中で、患者や家族が相談する場所が少ないという訴えに応じて、開催されるようになったもので、今年1月から今回で8回目です。

 永野医師は、重い肝硬変に合併して起るきわめて進んだ肝がんに対する治療法について1時間あまりにわたって説明されました。
 外科の分野の専門医ですが、肝硬変が進んで外科治療ができない患者さんに、「抗癌剤(5FU)+インターフェロン」を使った「動注化学療法」についてお話をされました。
 また、肝臓移植についてもお話しされ、生体肝移植の課題についてもわかりやすく解説されました。これまでの症例54例中16例が肝がんを伴った患者さんだったようです。
 先生のお話の中で印象に残ったことは、
 ・ウイルスによる肝がんは、治療してもほとんどの場合は再発する
 ・肝がんの治療や再発防止のためには、インターフェロンが有効なのだが、強く要望もしているが、国は保険診療上では、使用を認めていない。
 ・生体肝移植、実施症例の内10%は存命できていない。
ということです。

 <写真>上 講演会風景
 中 相談会風景(内科・外科・放射線科のドクターが相談に応じています。
 下 会場のゲートタワービル14階から眺めた大阪湾

     
 

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