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November 02, 2004

B型肝炎 「治療指針」から

 抗ウイルス剤が登場し、B型肝炎患者キャリアが、安易に抗ウイルス剤の治療を始め、耐性株ができたり、いつまでも薬を止められないで困ったケースが目立つようになってきました。
 年内にも、B型肝炎に対する新しい抗ウイルス剤「アデホビル(商品名「プラセラ錠」)が保険適用になる見込みですが、日本肝臓学会は治療は慎重にと「慢性肝炎の治療ガイド」で注意を喚起しています。

 日本肝臓学会が編集した「慢性肝炎の治療ガイド」(文光堂刊)では、下記のように書かれています。

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2.B型肝炎の治療
 [1]B型慢性肝炎の治療方針
 ●HBVキャリアの診療では、患者が治療対象となるかどうかを
  決定することが重要である。

 「B型慢性肝炎治療の重要ポイント」
 (1)B型慢性肝炎においてはHBV DNA陽性や
  ALT値の異常を認めても、しばしば自然経過で
  HBeセロコンバージョンし、肝炎の沈静化を認
  めることを恒に考慮する。
 (2)治療の対象は、肝炎が発症し長期間経過した症
  例であり、自然経過の中で対象症例がどの段階に
  あるのか慎重に判断する。
 (3)対象患者の年齢、ウイルス量、炎症の程度、
  線維化の程度を評価し、自然経過で病態がさらに
  悪化する可能性が高い症例を治療対象とする。
 (4)治療法の選択では、各種治療法の適応、禁忌を
  十分に考慮して行う。
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