肝細胞増殖因子(HGF)、インターフェロンの話題
<ジュゴン 29日鳥羽水族館>
徳島の療友(医療器材を扱う会社役員)から、よく情報をいただきます。仕事柄業界紙を丹念に読んでおられるようです。
① 27日付「日刊薬業」にHGFに関する記事。京大付属病院の「HGF肝再生医療プロジェクト」が医薬品としてのHGFを用いた使いた劇症肝炎治療の医師主導治験届けを出す方針を固めたとのことです。
再生医療の分野での医師主導治験の1号になりそうだと報じています。また記事では、医薬品化(遺伝子組み換え型ヒトHGF、治験薬開発、製造)には複数の大手製薬企業が支援の形で協力するとあります。
担当するのは、坪内博仁宮崎大学教授。京都大学医学部の客員教授も兼任されています。
この坪内先生、宮崎で今夏行った「医療講演会・患者交流会」で、講師を引き受けていただいたドクターでもあります。その時にも京都と交流はあるといっておられましたがこういう形でご活躍が報じられたのには驚きました。
② 28日付「日刊薬業」には、シェリング・プラウ C型肝炎のウエブサイト開設」を報じています。
URLは、http://www.c-kan.net/
HGFでは、辛い思い出があります。
以前にも新聞記事でHGFが肝細胞の再生に大きな力を発揮すると報じられたことがあります。
患者会の会員さんで、大学薬学部を卒業し薬剤師の資格を持って、健康食品や薬のメーカーを相手に、その原料を製造する仕事を営んでおられる方がいました。かにの甲羅から「キチンキトサン」を精製し販売する仕事をしておられました。
HGFの記事を見つけられ、自身の肝硬変をなんとか治したいとHGFの精製を試みられて、自身で服用されたようです。残念ながらこの試みは失敗されたようです。ご家族から「肝がん」で亡くなったと通知をいただきました。
ガン細胞の芽がある方には、このHGFは危険な薬になるかもしれないと素人ながら実感しました。
Comments
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Posted by: effortless english | February 15, 2015 10:38 AM