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January 18, 2005

1・17震災10年 災害と肝疾患

 昨17日は、阪神大震災10年。
 10年前の私は、地震が起こったときは会報作りのために早朝から起きてパソコンの前に座って作業をしていました。急に縦揺れ(隣の忠岡町の地震計は震度5)、パソコンラックの上の重いページプリンターが頭の上に落ちそうだったので、あわてて廊下に飛び出しました。
 この地震で阪神地方の肝臓病患者は、その後の避難生活のなかでも多くの方が病死されました。
 私が所属する患者会で役員としてお世話くださったTさん(重い肝硬変患者)も豊中市で罹災。自宅も壊れて、府営住宅に転居。エレベータのない5階部分に住むことになって、腹水がたまる苦しい状態で通院もままならないと言っておられましたが、震災後半年で他界されてしまいました。

 肝炎訴訟の原告も説明会の後、地元の「1・17 四国からKOBEへ灯りを」に参加しておられます。

 災害と「肝炎患者」、その対策を考え直すよい機会でした。朝日新聞15日付夕刊に、「透析患者に『災害手帳』避難先でも治療適切に」という記事が掲載されていました。
 肝炎患者でもこのようなものが必要ではないでしょうか。
 震災当時、インターフェロン治療が中断された、食道静脈瘤の硬化療法が受けられなくなった、アミノレバンの点滴が受けられないなど、地元の患者会にも相談が寄せられたそうです。

 朝日15日付夕刊--- 要約
 人工透析が必要な患者が自分の医療データを記入して持ち歩く全国共通の「災害手帳」ができ、患者への配布が始まった。地震などの際、普段と違う医療機関に搬送されても適切な治療を受けられるようにと、全国腎臓病協議会が作った。阪神大震災10年に合わせ、17日までに約10万5千人の会員にすべて届ける。
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とあります。

 全国腎臓病患者団体協議会(全腎協)
 以前に作られた「緊急時透析患者手帳」
 

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Comments

(潰瘍性大腸炎は日本中で認定難病患者5~7万人と
  思います、肝炎患者のための専門雑誌はどうですか?> ↓ 参考に
三雲社mikumosha
私たちは、炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease以下IBD)という 特定疾患患者のみで構成される法人会社を2000年12月に設立しました。

CCJAPAN ←雑誌名、2ヶ月に1回です、
特集 『IBDの人生設計1 就職・社会保障』. SHIGOTOのお役立ちケースファイル28. 「障害者採用枠」の就職事情. IBDの就職白書

Posted by: 点々 | January 18, 2005 at 01:07 PM

リンクありがとうございます。阪神大震災から10年テレビを見ますとまだまだ涙し、まだ自分は終わっていないと言われる方が多いですね。災害手帳良いですね!私は送っていただいていますOTKの診療手帳重宝しています。

Posted by: 武田 | January 18, 2005 at 04:11 PM

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Tracked on January 18, 2005 at 02:15 PM

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