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February 05, 2005

目白の「とりで」

日肝協の事務所
<写真:日肝協の事務所>
 4日午前、日本肝臓病患者団体協議会(日肝協)・東京肝臓友の会の共同事務所を訪問しました。

 山手線「目白駅」から徒歩10分ほどのところにあります。
 年に1,2回訪問するのですが、駅をおりて学習院とは逆の方へ目白通りを歩いていつも訪問します。
 商店街の雰囲気が好きなのと、下落合のお屋敷街の雰囲気をちらっと感じるのを楽しみの一つです。
 屋敷林の中にひっそりとたたずむ昭和初期の木造建築と大谷石で作られた蔵も見事なのですが、最近は、3階建てまでの高級マンションに建て替えられてきています。残念です。
 目白通りもお屋敷街も毎年姿を変えています。

 目白の「とりで」、私たち患者会の全国組織(日肝協)の事務所のことです。
 ここはお屋敷街の中にあるのですが、元沼地だったのでしょうか、廻りから数メートル低くなった窪地の一角にあります。木造モルタル塗りの民家の2階を借りています。
 写真 左 事務所内 ひっきりなしにかかってくる相談電話に対応する東京肝臓友の会の面々
    右 事務所の看板と入り口(事務所は2階)

 電話相談は、月~金曜日の10~16時(祝日、お盆、年末年始を除く)
  03-5982-2150
 
 

 訪問の目的は、東京の事務局長さんと情報交換をするため、混合診療に関する資料をいただくため。
 ここも老朽化のために引っ越しすることも検討されているようです。印刷機やコピー機など業務用の重い機器が増えてきて、地震があると床が抜けてしまうのではと、私も心配しています。

 午後は、昨日に続いて、「研究班合同会議『臨床班』」の報告を傍聴しました。
 B型、C型肝炎の治療法の問題点や変異株対策、治療法2005年度版マニュアル作成などについて、26本の報告が出され、活発な質問もあり、予定より1時間遅れて終了しました。
 この部分は、私たち患者にも非常に興味のあるところです。

 C型肝炎におけるALT値の標準値をどこにおくかについても新たな提案がされ、治療法の選択、始める時期とあわせて今後の議論が深められると思います。ある報告者は、データをまとめる上での標準値男性30以下、女性19以下という数値を示されていました。

 また、市町村における節目検診について、ウイルス陽性者で要治療と判定された受診者のうち、2次医療機関(専門医療機関など)で、インターフェロンの治療を始めたのは約13%、肝庇護剤の注射薬による治療も13%あまりしか受けていないという報告もされていました。
 これを聞いていて、なんという低い数字かと驚きました。報告された研究者は、このような研究会で治療法のことを熱心に議論しても、見つけ出された肝炎患者が「治療」に結びつくような対策がなければ無駄になってしまうと、参加された研究者と座長に強調され、これを改善させるよう節目検診実施者(国、地方公共団体)にも働きかけることを提案されていました。

 企業におけるウイルス検査の実施率が低いことも指摘され、国からの「通知」だけではなく、具体的な取り組みを検討されなければならないことが指摘されていました。

  

 

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