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March 09, 2005

病態を決定する4項目

 3月7日の西口先生の講演では、注目すべきお話がいくつかありました。
 その一つが、「病態を決定する4項目」です。

 C型肝炎の病態を決定する血液検査の4項目は、
 ①肝細胞の障害の程度を示すものとして、「ALT(GPT)」の上昇
 ②肝の線維化の指標として、「ヒアルロン酸」値
 ③肝再生の状態を見るためには、「αフェトプロテイン」値
 ④胆汁排泄の障害は、「ビリルビン」値
をあげておられました。

  「αフェトプロテイン」値は、肝臓癌の腫瘍マーカーとしても用いられる検査ですが、以前から経度の上昇を示す患者さんがいて、よく肝癌ではないかと心配されての相談が寄せられています。
 αフェトプロテインが高いときには、「PIVKAⅡ」や「αフェトプロテイン-L3分画」なども測ってもらって、肝細胞の再生なのか、肝がんの増殖なのか見極める必要があると思いました。

 C型肝炎患者がご自身の肝臓の状態を的確に把握するには、どのような検査に着目するか、従来から言われていた「肝予備能」をみる検査として、
 1.血小板
 2.アルブミン
 3.コリンエステラーゼ
 4.プロトロンビン時間
という項目の観察に加えて、大変役立つ指標だと思いました。  

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