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May 22, 2005

大入りの公開講座

05521
 21日、肝臓週間記念公開講座に参加しました。日本肝臓学会・ウイルス肝炎研究財団・朝日新聞社の共催です。朝日の朝・夕刊に5回ぐらい大きく告知宣伝が載りましたので、2700人もの応募があったようです。
 会場は、大阪ビジネスパークのIMPホール。定員800人。抽選で参加者が選ばれましたので、選外の患者さんたちも諦めきれず、空席があれば参加したいと大勢が列を作って並んでおられました。

 情報が欲しいという願いがひしひしと伝わってきます。
 国ももう少し力を入れて、キャリアの発掘(ウイルス検診の受診勧奨)と、情報発信をすべきです。今回の公開講座の案内がよい例です。マスコミを利用して広く国民に呼びかけ、検査料を無料にすれば、多くの人がウイルス検査を受けるはずです。

 講座の後、泉佐野市にあるIクリニック(有床診療所)に、肝がん患者さんを訪ねました。
 東日本のH市から、リザーバー留置術を受けるためにはるばる大阪までやってこられました。
 20日に入院し、21日午後に留置術を受けられました。患者さんは67歳の男性。夫人、二人の娘さん、お孫さんがついてきておられました。

 H市の総合病院で、2月に肝がん再発が見つかり、5月初旬に治療を受ける予定だったのですが、がんの進行が余りにも早く、手がつけられないと治療を打ち切られ退院を余儀なくされたそうです。
 インターネットで、「癌治療薬早期認可を求める会」の三浦代表のことを知り、電話で相談し、Iクリニックを紹介されたそうです。

 私は、このご家族をクリニックに訪問し、「がん患者大集会」の会場で流す「ビデオレター」用の画像とお話をビデオカメラで収録しました。
 ビデオを回しながら、お話をお聞きしました。高校生の時に結核で肺切除術を受けたときの輸血でHCV感染。
 胃ガンに罹患、切除。平成になって肝がんが見つかり切除術をお受けになっておられます。今回が2回目の発がん。この間、インターフェロン治療は主治医からも薦められず、お受けになっておられません。

 医療機関を選べない地域の実情、C型肝炎のための専門的な治療が受けられなかったこと、今回の肝がん再発で、主治医から治療法がないといわれたことなど、どれをとっても「医療難民」だとしかいいようがありません。
 本当に何とかしなければ! 
 

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Comments

時々こちらのブログ、肝臓タウンを拝見させてもらってます。

肝臓専門クリニック勤務の一看護師として、以前は肝臓タウンへの書き込みもさせていただきました。肝臓タウンの患者さん同士の情報交換はとても参考になります。職場で患者さんへフィードバックできるよう、BBSやこちらのブログの情報など利用させていただいております。
私のブログで、エントリーのトラックバックという形ではありませんが、紹介させていただきました。
一般の人々への啓蒙が進んで、偏見や差別がなくなることを、また治療への理解が深まることを願っています。
これからも無理なさらぬよう、ご活躍ください。

Posted by: nanaya | May 22, 2005 at 02:46 PM

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