γGTPが1,500

　我が家のポコは、てんかんの発作をたまに起こします。動物病院で抗てんかん薬をいただいて、毎日２回の食事に添えて飲ましています。この薬は副作用として薬剤性肝炎を起こします。年に４回ほど血液検査をしていますが、γGTPが1500ほどあり、GOTやGPT値も60前後あります。そのために肝臓のお薬として「ウルソ１００」を１日１錠飲んでいます。
　他に心臓のお薬もいただいています。
　私は、「バイアスピリン」を１日１錠。ワンコの「ポコ」の方が薬漬けになっていてかわいそうですが、てんかんの発作を抑えるためには致し方ないのかもしれません。

　25日、千里のライフサイエンスセンターでフォーラム「肝機能　専門医からのメッセージ」が開催されました。お話の最後が「薬物性肝障害の病態と診断」、愛知医科大学の各務伸一教授が担当されて講演なさいました。
　講演の中で、日本肝臓学会が2002年に行った「痩せ薬・健康食品　第2次全国調査集計結果」が紹介されました。
　アンケートが学会評議員199人に対して行われ、１２６件の回答が得られ、薬物性肝障害と思われる患者数は1016名。その中で死亡者数は４名。
　いわゆる健康食品によるものが９５件。無承認無認可医薬品（痩せ薬など）が３６件あったと報告されていました。
　学会ではこの調査のまとめとして
　1)健康被害の実態調査と啓発が必要
　2)健康食品の効用について検討