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September 25, 2005

“沈黙の病”とどう向き合うか 土曜フォーラム

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 8月31日、東京で行われたシンポジウム「C型肝炎の治療最前線~“沈黙の病”とどう向き合うか」が開催されました。
 患者の立場から東京肝臓友の会事務局長(日本肝臓病患者団体協議会常任幹事)・天野秀雄さんが登壇し、発言しました。
 この内容が、昨日24日23時30分からNHK教育放送「土曜フォーラム」で放送され、また本日付読売新聞に全面広告の体裁で掲載されています。この記事の中で「C型肝炎ウイルス、あなたは大丈夫ですか」と、ウイルス検査を一度は受けるように呼びかけています。

 シンポジウム「C型肝炎治療最前線 沈黙の病とどう向き合うか」は東京・有楽町朝日ホールで開催され、登壇者は、
  ・東京肝臓友の会事務局長…天野 秀雄氏
  ・虎の門病院副院長     …熊田 博光氏
  ・大阪大学大学院教授   …林  紀夫氏
  ・広島大学教授        …吉澤 浩司氏
  ・大阪医療センター消化器科看護師長…福井久美子氏
   【司会】好本 惠氏

 昨日のテレビ「土曜フォーラム」、今日の読売新聞でシンポジウムの内容が紹介されていますが、当日の録音テープと比べてみますと、要約の量が大きくなってきています。

 医療費負担の軽減、キャリアへの偏見差別の問題など天野さんは患者が抱える問題を訴えておられました。

 ペグイントロン・リバビリン併用療法の治療効果が格段に上がったことが強調されていますが、1年間投与を完遂された方のウイルス排除率が約50%。この治療を1年間続けることが完治率を上げることになるのですが、途中脱落例が40%程度にものぼることが他の講演会などでも報告されています。
 脱落例や、併用療法を受けられない方への維持療法(肝線維化・発癌抑制)の普及も強調してほしい問題です。

 大事な問題は、このシンポでも言われていますが、正しい肝炎ウイルス検査を是非一度受けてほしいことです。

 もう一つ気になったことは、テレビ放送された医療機関で採血や注射などの行為を行っている医療従事者がゴム手袋をしていなかったことです。医療現場での感染(業室内感染)を根絶する基本的なことだと思います。

 

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Comments

気が付くのが遅くてスミマセン。
この読売新聞の全面広告は全国で見られる訳でないそうです。
そこで別刷りを送ってもらえるのですが、
その締め切りが30日です。
http://www.c-kan.net/seminar_tokyo.html
に申し込み方法が書いてありますので、
新聞で見られなかった人は申し込んではいかがでしょう。

Posted by: HATCH | September 29, 2005 at 02:13 AM

  HATCHさん、読売新聞の件、ご紹介ありがとうございました。肝臓タウンでもご紹介させていただきました。

Posted by: sin | September 29, 2005 at 08:17 AM

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