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November 15, 2005

医療制度改革 先発品と後発品

05y1402
 13日の「医療制度改革」勉強会の続きです。
 政府がすすめようとしている「医療制度改革(試案)」は、多岐な分野の改革に踏み込み国が負担する医療費抑制策を示しています。

 そのなかに、公的医療保険で使えるお薬は「後発品」のみにしようという案があります。
 保険診療で処方される医薬品の中で、「効能が同じ『後発品』」がある場合は、保険診療上では薬価が高い「先発品」ははずしてしまうということになってしまいそうです

 肝臓の分野で、患者がもっとも打撃を受けるのが、「グリチルリチン注射薬」。
 「強力ネオミノファーゲンシー」が先発薬で、類似薬品(後発品)が十数種類出ています。
  

 先発品である強力ネオミノファーゲンシーは、薬価が20mlアンプルで139円。
 後発品は、同様アンプル1本が64円です。

 政府は、この安い後発品のみを保険適用にするというのです。
 講演会などで専門医の講師の先生方は、先発品の方が効果があるとおっしゃっています。患者会では、メーカーに科学的データを示してほしいと要請しています。
 改革案では、先発品を希望する患者は自費で治療を受けることを押しつけてきます。その場合は、混合診療を認めるそうです。
 混合診療の理論が、いろんな場面で拡大され、患者負担が増えることになる「試案」にもなっています。
 医療制度改革、ほっておくとコスト主義に走り、患者の治療に目を向けないことになりかねません。

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Comments

はじめての強ミノと称して、近隣の施設で45日間40mlを毎日投与を受けたが、
恐れていたGPT値が一挙に3桁に上昇してしまい、不信感をもって看護師に尋ねたところ、
答えは強ミノですよ! とコメントされたのでアンプルを見せて下さいと質問したのですが無言でした。

納得できないので強ミノ製薬へアポをしたところ、その施設に納品の事実なしとのコメントだったので、
納品先の施設を聞き出し、先発品の強力ミノファーゲンシーを週3回投与を始めたところ、
1ヶ月で基準値内にクリアーになった経緯があります。

後発品がすべて駄目とは言えないでしょうが、こんな事例を報告致します。

Posted by: 彩 | November 18, 2005 at 06:03 PM

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