« 本調子では | Main | 保健所での肝炎・肝がん啓発活動 »

November 17, 2005

患者の弱みで商売 メシマコブで逮捕者 

05y1403 14日は、患者会の事務所当番でした。郵便物やfaxの整理やその対応でいつも忙しいのですが、そこに電話の相談もあります。

 この日、印象的だった相談は肝がん患者さんからでした。
 北摂地域に住む60歳代の男性。肝がんの治療を何度かお受けになっていて、今回、赤十字病院で塞栓療法で治療をされたそうです。700ほどあったAFPが一桁台に下がり、治療もうまくいったと退院後の診察で説明があったそうです。
 相談は、がんの再発予防に「メシマコブ」が良い、実際に使っていてがんが治ったという話も聞いたとのことで、「メシマコブ」の評価について問い合わせがありました。

 肝臓病講演会などで、そのようなデータは示されていないことを説明し、肝がん再発予防のためには、インターフェロン治療、ビタミンK2、非環式レチノイドなどが試みられていることを説明しました。
 相談者は納得されないようで、長い電話になりました。

 驚いたことに、相談のあった翌々日16日付朝日新聞東京新聞などで「メシマコブが末期のがんに効くと書籍で宣伝し逮捕」という記事が掲載され、やはり相当大々的にまやかしの宣伝がされている実態がまた明らかになりました。

 薬害肝炎訴訟の原告本人尋問でも、幾人かの原告さんが、C型肝炎をなんとかよくしたいと健康食品の購入に月に多額の費用を費やしていることが証言されています。
 上記の事件のように、肝がんの発がんリスクが高いウイルス肝炎患者の弱みにつけ込むようなあくどい商法を厳しく取り締まってほしいです。

 薬害肝炎訴訟は、今月14日に仙台地裁でも原告本人尋問が始まりました。
 河北新報 05/11/15付で「薬害C型肝炎東北訴訟 『死の宣告のよう』原告2女性証言」と報じています。
 また、11月29日には、東京地裁でも原告本人尋問が始まります。
 古賀弁護士さんのブログで、傍聴して薬害肝炎訴訟を応援しようと訴えておられます。

 

|

« 本調子では | Main | 保健所での肝炎・肝がん啓発活動 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/34979/7175837

Listed below are links to weblogs that reference 患者の弱みで商売 メシマコブで逮捕者 :

« 本調子では | Main | 保健所での肝炎・肝がん啓発活動 »