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November 30, 2005

脂肪蓄積と肝発がん

05y3001
 30日午後、四条畷保健所で「肝炎・肝がん啓発講習会」が行われました。近隣の方々や患者会の会員40人あまりが参加。兵庫医大の西口修平教授が、「肝硬変や肝がんにならないために」をテーマに、ご自身の研究や最近アメリカで行われたアメリカ肝臓学会での最新情報について説明されました。

 お話を聞いて、興味深かったのは、
 1)インターフェロン治療の問題点のうち、「再燃」についての解決の糸口
 2)リバビリンの副作用は、減量で対処できれば、ウイルス排除の効果に影響しないのでは?
 3)ペグ+リバ併用:GPT値が50以下の患者に行っても著効率はよかった
 4)米国では、C型肝炎に対する服用する抗ウイルス剤の治験が始められている。
  日本でも、そのうちの一つについてまもなく治験が始まるのでは?
 5)インターフェロンの発癌抑制効果は、線維化の程度がF2、F3で効果大
 6)肥満は、慢性肝炎の線維化進展と促進因子、肥満者はインターフェロン治療で著効率が低い
 7)脂肪蓄積と肝癌発癌:発癌率は脂肪蓄積ある場合は、無い場合に比べて2倍
 8)大阪人の栄養素充足率は、肝炎入院患者で調べると、120%、岩手県の農村地域は100%をはるかに下回る。
  大阪での肝がん死亡率は岩手県の数倍
 9)適正カロリーと運動で、体重のコントロールを!

以上のようなものでした。
 四条畷のようなJR学研都市線の沿線には、肝臓専門医が少なく、参加者からは、どのように専門医とのつきあいをしていったらいいのか、長期療養での問題をあげておられる方もありました。

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