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December 19, 2005

フィブリノゲンなどの血液製剤が 時限爆弾を

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 19日、10時大阪地裁で薬害肝炎訴訟、弁護団が3年間にわたるこの裁判の主張をまとめた最終(第19)準備書面を提出し、7人の弁護士が法廷でプロジェクター使って要点を投影しながら説明しました。
 裁判が始まる前、8時30分から淀屋橋で街頭宣伝を行いました。この宣伝は、支える会の学生さんを中心に期日のたびに行われています。この日も原告1番・愛媛の武田さんが先頭に立ってビラを配布していました。(写真左)

 裁判では、
  1)C型肝炎の重篤製・危険性(小山弁護士)
  2)フィブリノゲン製剤の有効性(甲斐弁護士)
  3)フィブリノゲン製剤の有用性(幸長弁護士)
  4)被告らの責任(幸長弁護士)
  5)因果関係(西念弁護士)
  6)除斥期間(峯田弁護士)
  7)第9(アラビア数字)因子製剤(山西弁護士)
  8)原告らの損害(小橋弁護士)
の8編にまとめられた1000頁弱の準備書面を193枚のパワーポイントにまとめて説明されました。
 この弁論を聞いていて特に、「因果関係」での、フィブリノゲンと輸血を受けた原告についても明らかにフィブリノゲンによる感染の危険性が上回っているという西念弁護士の説明。
 「除斥期間」の説明で、20年以上たったものについて裁判上の「時効」で訴える権利が失効しているという被告らの主張に対して、「C型肝炎ウイルスが発見されてから」、「徐々に進行する肝炎では、原告の症状が出て病気に気づいたときから」「慢性肝炎から肝硬変に移行するのに10年もかかる病気の特徴を考慮すべき」など、「除斥期間」を主張することの不当性が明らかにされた。
 この2点は、今回の裁判が始まってから、肝炎患者会の中でも「疑問」として出されていた問題も理解できました。
 また、原告の「損害」について、「C型肝炎ウイルス」を「時限爆弾」にたとえて、被害の実態について説明(写真右)されたのは、本当にC型肝炎患者が長期間の療養のなかで体験する苦しみをよく表していました。

 12時までかかった裁判のあと、会場を中央公会堂に移して、報告集会と小グループに分かれての懇談が行われました。最後までたくさんの支援者が参加され、患者会への入会者も現れ、患者の交流もでき良かったです。

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Comments

19日は朝早くから色々お手伝い頂き有り難うございました。3年間があっという間に過ぎたのも皆さんの支えがあればこそです。sinさんにはDr以上の知識を頂き応援と共に非常に勉強になっています。今後もよろしくお願い致します。

Posted by: さざえ | December 20, 2005 at 09:11 PM

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