こんなにあるのか 有害事象
独立行政法人医薬品医療機器総合機構は、1月31日、製薬企業から報告があったすべての副作用の公表をホームページで開始。
医薬品の適正使用に役立ててもらおうと、同機構が発足した04年4月分から順次、全例を公表するようです。
「副作用が疑われる症例報告に関する情報」のサイト(具体的な医薬品名か通称で情報を検索することができます。)
http://www.info.pmda.go.jp/fukusayou/menu_fukusayou_old_attention.html
抗がん剤イレッサによる被害者団体からの強い要望で実現されたと新聞報道されていました。
共同通信配信記事 06/01/31
例えば、強力ネオミノファーゲンシーまたはその後発品について調べると
「グリチルリチン」と「注射薬」で検索するとデータを閲覧することができます。
検索データには、「ここで提供する個々の症例の情報については、個別に医薬品との関連性を評価したものではありません。」という但し書きがつき、
"グリチルリチン・グリシン・システイン配合剤" 注射薬 【 2004 年度】
○血液およびリンパ系障害
血小板減少症 1
○内分泌障害
偽アルドステロン症 4
○全身障害および投与局所様態
顔面浮腫 1
異常感 1
○肝胆道系障害
肝機能異常 2
○免疫系障害
アナフィラキシーショック 8
アナフィラキシー様反応 1
○臨床検査
アラニン・アミノトランスフェラーゼ増加 3
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ増加 3
血圧低下 1
血圧上昇 2
○代謝および栄養障害
低カリウム血症 5
○筋骨格系および結合組織障害
ミオパシー 2
横紋筋融解 4
○神経系障害
意識レベルの低下 1
浮動性めまい 1
○妊娠、産褥および周産期の状態
流産 1
○皮膚および皮下組織障害 薬疹 1
多汗症 1
そう痒症 1
スティーブンス・ジョンソン症候群 1
蕁麻疹 1
○血管障害
潮紅 1
○ショック 3
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