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March 24, 2006

長野からのたより

s-RIMG0019 庭のぼけの花
 妻は、25日から職場の仲間と沖縄旅行です。
 私は留守番。長い間ぶらぶらしていた長男が20日から職に就きました。お弁当づくりが私の役目です。機嫌良くがんばってもらうために、親もがんばらねばなりません。子離れができない辛い状態が続きます。

 24日、長野の療友(長野県肝臓病患者会協議会T会長)から、東京経由でファックスが届きました。
 3月23日、長野県議会において「ウイルス肝炎医療費給付事業の見直しに反対する決議」が本会議で決議されたとのことです。

 「ウイルス肝炎医療費給付事業の見直しに反対する決議」
 県においては、難病対策の一環として昭和56年からウイルス肝炎患者の医療費一部について公的負担するウイルス肝炎医療費給付事業を実施し、患者の経済的負担の軽減を図ってきたところである。
 県は、B型・C型肝炎ウイルスに起因する慢性肝炎等の疾患が診断と治療の進歩により難病ではなくなりつつあること、医療費給費制度の無い他の疾病があること、更には多くの都道府県で本県と同様の給付事業を実施していないことを理由として、ウイルス肝炎医療費給付事業を見直し、本年10月1日から入院医療費のみを給付の対象とするとしているところである。
 しかしながら、現在のウイルス肝炎治療が主に通院治療により行われており入院医療費のみの給付では早期治療の効果が充分に期待できないこと、更には新たな治療方法の開発に伴い通院医療費が高額になっているところである。
 よって、本県議会はウイルス肝炎医療費給付事業の見直しに反対し、通院治療費についても、引き続き当該給付事業の対象とするよう強く求めるものである。
 以上のとおり決議する。
    平成18年3月23日      長野県議会
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■これまでの患者会の取り組み
 ○ 長野県では、肝臓病患者会が、3月3日に長野県議会に対して「ウイルス肝炎医療費給付事業の見直しの中止を求める請願」を約3400筆の署名を付けて提出。
 ○ この「請願」が3月17日、県議会衛生委員会において審議され、上伊那のA(男性)さん、長野市のT(女性)さん、県肝協の会長Tさんの3人が発言を許され以下の意見を述べました。
 Aさん:ウイルス肝炎の治療は通院が主体で、なおかつ新しい抗ウイルス療法などは、長期間の治療で毎月の治療費が高額であること。
 T(女性)さん:見直し案では、フィブリノゲンなど血液製剤投与経験のある肝炎患者には通院治療費の女性も行われるが、自身がフィブリノゲン投与を受けた経験を持つが、カルテが無く投与を受けた証明の手だてがない。現制度の存続を望む。
 T(県肝協会長)さん:C型肝炎は、日常生活では感染することがほとんど無く、感染者のほとんどは医原病。ウイルス肝炎医療費給付事業の発足も医原病であることへの配慮がなされたものであり、そのことは現在もかわりがない。
 ○県議会高村京子衛生委員会委員長が本議会に報告(一部)
 長野県では難病対策の一環として、昭和56年からウイルス肝炎患者の医療費の一部について公的負担するウイルス肝炎医療費給付事業を実施し、患者の経済的負担の軽減を図ってきたところです。
 しかしながら、県はB型・C型肝炎ウイルスに起因する慢性肝炎等の診断と治療の進歩により難病ではなくなりつつあること、医療費給費制度の無い他の疾病があること、更には多くの都道府県で本県と同様の給付事業を実施していないことを理由として、ウイルス肝炎医療費給付事業を見直し、本年10月1日から入院医療費のみを給付の対象とするとしています。
 当委員会においては、ウイルス肝炎患者の皆さんの声を直接お聴きしたところ現在のウイルス性肝炎治療が主に通院治療によって行われており、入院医療費のみの給付では早期治療の効果が十分に期待できないこと、更に新たな治療方法の開発に伴い通院医療費が高額になっていること等の状況をふまえまして、通院治療費についても引き続き給付事業の対象とするよう強く求めるため「ウイルス肝炎医療費給付事業の見直しに反対する決議案」を発議した次第です。

 ※関連ブログ「患者支援どころか 撤退へ!」

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