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March 29, 2006

瀉血療法 保険適用に

0632901
 昨日の続きです。ニュースレター「legarsi」創刊1号は、ウイルソン病友の会の会報「will」20号に同封されて届けられました。「legarsi(レガルスィ)」とは、イタリア語で「絆(きずな)で結ばれる」という意味だと研究班の主任研究者 松原洋一氏は「発刊に寄せて」で説明されています。

 「will」に興味深い寄稿がありました。東邦大学学長 青木継稔氏の「薬を忘れずに服用して長生きしましょう」に、「2.加齢とともに心配なこと」で鉄蓄積のことが説明されています。

 C型肝炎でも肝臓への鉄蓄積が、活性酸素の発生-肝炎増悪や肝がん発がんを増長させるといわれています。C型肝炎でGPT値が高い方への瀉血療法が注目され始めています。
 東京からの情報では、4月1日からこの瀉血療法がC型肝炎の治療にも保険適用になるようです。保険点数は250点。

 「will」の青木氏の寄稿内容ですが、以下のように鉄蓄積について説明されています。
  -------------------------
<略>
 もう一つは鉄の増加・蓄積(一般に、どんな人でも高齢になると諸臓器に鉄含有量が増加します。<略>)が懸念されます。ただし、体内に貯蔵鉄が増加していることを判断する指標があり、それは血清フェリチンを測定し、異常高値を示せば体内鉄過剰の判定ができます。体内への鉄蓄積は、ウイルソン病と同じような大脳基底部が障害されて、錐体外路症状を中心とする中枢神経障害を生じますので、ウイルソン病の神経症状なのか、鉄過剰による錐体外路症状なのか、を区別することが必要になるかも知れません。以上の2つのことは、まだ、よく解明されておりませんので、過度に心配することは全くありません。今後の私どもに与えられた大きな研究課題です。
<以下、略>

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 4月から瀉血が保険適用に。

「J043-2 瀉血療法
 瀉血療法は、真性多血症、続発性多血症又はインターフェロンや肝庇護療法に抵抗性のあるC型慢性肝炎に対して行った場合に算定する。」

保医発第0 3 0 6 0 0 1 号 平成18 年3 月6 日
厚生労働省保険局医療課長発
「診療報酬の算定方法の制定等に伴う実施上の留意事項について」
の p190に。
  http://www.mhlw.go.jp/topics/2006/03/dl/tp0314-1b01.pdf

Posted by: sin | April 06, 2006 at 07:56 PM

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