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March 23, 2006

生きている間に

0532661
 C型肝炎の場合、肝硬変から肝がんになりますと、再発を繰り返し、モグラたたきのように治療を繰り返さなければならなくなる場合もあります。
 再発予防のためには、インターフェロン治療が有効だとするお話も講演会でよく効くようになりました。
 でも、肝硬変や肝がんの患者さんには、インターフェロン治療が保険適用ではないのです。
 自費で、インターフェロン治療をお受けになっておられる方もたくさんおいでです。
 肝がんの治療や検査のためにも医療費の患者負担は、家計に大きな負担になってきています。
 肝臓病の療養のために仕事を失った方は、この負担がたまりません。

 生きている間に、死んだときに支払われる「保険金」を活用したいという考えも出てきます。実際にアメリカではそのようなことも可能なようです。日本でも、企業のなかにはそのような取り組みを始めたところがありますが、生命保険会社は買い取りを拒否しているようです。
 裁判でなんとか打開の道を見つけ出したいという患者さんが関東におられます。裁判官は否定的な判断を下したようです。

  yahooオンラインニュース
   毎日新聞 06/03/22「<生保売買訴訟>東京高裁も名義変更認めず 原告敗訴」 

 この問題で裁判を闘っている埼玉県の肝がん患者さんは、ホームーページとブログで、全国に支援を呼びかけています。
 サイト「生命保険の売却は生きるために必要だった」
 ブログ「 COCOROの風だより 生きてゆくために生命保険の売却を決意した私の闘い。 」

 今朝、上記のブログをみつけて、応援コメントを差し上げましたところ、cocoroさんからもエールをいただきました。ありがとうございます。

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Comments

この度の裁判判決はわが国の有様を如実に現した象徴的な判決でした。
原告のがん患者の主張は、自分の加入済み生命保険をリスクマネジメン研究所へ売却をしたというものである。決して一般的に生命保険の売買を認めなさいというものではありませんでした。
それを東京高裁の南敏文裁判長は人身売買や犯罪に利用される可能性が在るから認めるわけにいかないというものでした。原告は自分の生命保険を売ることを言っているのですが、犯罪に利用される可能性があるので許されるものではないと言うのです。
 このようなことは医療においても良くあることなのではないでしょうか?
患者は医師の言うことをひたすら聞いていれば良い。医師に対して疑問や疑いを持つことや意見をいうことは許されない。私はこのようにして欲しいというのですが、もしセカンドオピニオンを受けたり、他の医師に相談することで治療方法に問題があったり、間違っていたことが判ると医師と患者の関係が悪くなり社会的混乱を起こす懸念がある。

またこの度の原告は売買が拒否されれば、保険の解約しか他の方法はなく、自殺することすら考えたというものです。他方 生保会社は原告が保険解約することで解約返戻金のみを支払えばよく、死亡保険金を払わなくてすむことから膨大な利益を得る。
これらのことを患者と医師の関係から推し量れば、患者が他の医師の話を聞くことが無ければ、転院することもない。結果としてその医師のもとで死亡するであろうからその診療報酬は全てその医師のもとに届けられる。めでたしめでたしかな・・・・

 国民が物申すことで、既存の役人や業界団体が混乱することは許しませんという判決なのです。このようなにして役人や業界団体はぬくぬくと既得権保持や天下り談合を重ねてゆくのでしょう。

Posted by: めじろ | March 25, 2006 at 10:33 PM

 めじろさん、どんな場面でもユーザーが大切にされる仕組みが必要ですね。
 診療報酬が医師のもとに届けられるかどうかは?ですね。

Posted by: sin | March 28, 2006 at 06:16 AM

只今、C型肝炎治療中で(半年治療期間、リパビリン、ペグインターフェロンの併用両方です。)あと、残す所、13週の治療となりましたが、血小板の値が下がり、あと1万下がってしまったら、治療は中止です。と、医師から言われました。血小板を上げる善い方法があったら、アドバイス御願い致します。

Posted by: 増田 | April 02, 2006 at 12:52 PM

 増田さん、治療がうまくいくといいのですが、インターフェロン治療はさまざまな副作用がネックとなって、治療が完遂できにくい方もおられるようです。
 私もB型肝炎で二昔前から一昔前ころまで、「たった」28本の2つの種類のインターフェロンを8回ほど体験しました。副作用でいろいろ困ったこともありましたが、当時のB型肝炎治療への保険適用の制限が28本だったために、今ほど「期間」に対する不安はそれほどありませんでした。

 増田さんのケースの場合にどうするか、参考にできるサイトがありますから、それを紹介してコメントとさせていただきます。
 「済生会インターネット肝臓病院」
  http://www1.linkclub.or.jp/~saisei/
ここの5階に「Q&A掲示板」のコーナーがあります。そちらに書き込めば専門医からのコメントがつくと思います。

Posted by: sin | April 03, 2006 at 09:43 AM

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