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April 02, 2006

エンテカビル ゼフィックス耐性株には

06402020640201 写真は、B型肝炎講演会風景と講師の先生の最初のスライド
 2日午後、尼崎市立すこやかプラザで、「B型肝炎の最新治療と療養」をテーマに講演会が開催されました。地元尼崎難病連の協力の下、このB型と併せて「自己免疫性肝疾患患者の交流会」も同プラザ別会議室で同時開催されました。

 今回の催しは、兵庫、大阪、京都の3患者会の共催。これまで大阪肝臓友の会で初春に年1回行ってきました。エンテカビルの保険適用が夏くらいになるという情報から、当初は夏以降に計画していました。
 ゼフィックス(ラミブジン)に耐性ができてしまった患者さんからエンテカビルに期待できるか早く知りたいというご意見からこの時期の開催にしたこと、これまでは20人余りの参加。お忙しいドクターに無理を言ってきていただくために聴衆をたくさんにしたいとの思いから、近隣の患者会にも声をかけて会場も便利なところ設定しました。
 50人あまりの参加で会場は満席になりました。

 講師の先生のお話によれば、
 ①ラミブジン耐性株には、エンテカビルはそれをど「力」を発揮しないかも知れない
 ②B型肝炎治療はその治療法の選択が難しい
  ・自然経過の把握・・・生涯にわたる経過観察が必要
  ・患者個人差・・・・免疫反応が個々で異なる
  ・ウイルスのタイプ(ジェノタイプ)・・・・・国によって「常識」が異なる
 ③米国ではペグイントロンα2aとラミブジンの治療成績は同等?
   日本ではどうか? 治験が今年始まるかも知れない?

 ペグイントロンでのB型肝炎の保険適用はありません。患者会で早期保険適用に向けて、その作業を関係機関(学会、製薬会社、厚労省など)に求めていくことも検討されなければならないと思った講演会でした。

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» 【尼崎】『B型肝炎の最新治療 発がん予防をめざして』 [肝臓病に関するイベント]
 B型肝炎の治療も抗ウイルス剤が登場し、重症化しやすい方の肝炎のコントロールができるようになってきました。また、アデホビルの保険適用に続き、今年中にはエンテカビルの保険適用も期待できます。  一方で、抗ウイルス剤は使い始めると長期間に服用しなければならず、患者の精神的経済的負担が問題になっています。新しく「B型肝炎治療ガイドライン」も改定も予定されています。  厚労省肝炎等克服緊急対策研究班の班員としてご活躍中の西口先生をお招きして、講演会を開催します。  ○ と き  2006年4月2日... [Read More]

Tracked on April 03, 2006 at 09:46 AM

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