“まち”のお医者さんを
25日、ある放送局にでむき、報道部の記者さんに「C型肝炎対策」について、もっと放送で取り上げてくれるように訴えました。重点にお願いしたことは、
1)自治体が行っている肝炎ウイルスの「節目検診」は、5年目の今年が最後の年であること。
B、C型肝炎ウイルスに感染していないことを確認するために、受検をすすめるキャンペーンを!
2)“まち”のお医者さんの役割を、ドクター自身が自覚を!
「家庭医」だとか「かかりつけ医」といわれるドクターが、
・率先してウイルス検査を受けるようにすすめる。
・ウイルス陽性者には、信頼できる「肝臓病治療医」をきちんと紹介する。
・「肝臓病治療医」が、患者ごとの治療計画(もしくは検査計画・経過観察計画)をつくり、前記「かかりつけ医」と連携し、患者の治療に当たる。(インターフェロンなどの注射は、なるべくかかりつけ医が担当する)
以上のようなことを、時間をかけてお話しさせていただきました。
報道フロアーを見渡せるテーブルに私を招き入れて、若い記者さんは長時間にわたる私の話を根気よく聞いてくれました。
夕方から、開業されている内分泌代謝領域の専門医がチャレンジされている「治験審査委員会」の定例審査委員会。今年からは2か月に一度になっています。この委員会も3年目を迎えます。
治験審査委員会を設置されている医院のドクターは、この間の治験審査委員会の活動をまとめられて、大阪府医師会主催の「治験セミナー」で発表されました。演題は、「診療所におけるIRBの設立と運営の経緯」。このセミナーの内容が府医師会によってDVDが製作され、私たち治験審査委員に配られました。
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