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July 29, 2006

節目検診・カナダの輸血後肝炎

0673004
 今週ニュースなどで報道されていた肝炎関連のものを紹介します。
 28日、厚労省は市町村などが行う住民検診にあわせて行った肝炎ウイルス節目。節目外検診の2005年度の結果を公表。日経新聞だけが取り上げたようです。
 それによりますと
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 2002年度からC型肝炎緊急総合対策の一環として老人保健法に基づき40歳以上の住民検診で行っている「肝炎ウイルス検診」の05年度の結果を発表した。
 C型検診は計約152万7813人が受診し、感染が確認された人は1万3976人(感染者率0.9%)。B型検診は計154万6823人が受診し、感染が確認された人は1万7130人(同1.1%)だった。
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 厚労省のサイト「報道機関発表」などにはまだアップされていません。
 受診率がどうだったのか?予定の5年間の事業をあと1年残し、その期間もまもなく半年が過ぎようとしています。今後どう対応するのか、患者としては、厚労省の方針を聞きたいものです。

 いっぽう、海外のニュースですが、カナダでは、輸血後肝炎のC型肝炎患者への救済枠が広がると毎日新聞が報じています。

 C型肝炎:カナダが患者救済を拡大(毎日新聞06/07/27付)
----- 記事要約
 輸血によるC型肝炎ウイルス感染について、カナダ政府は25日、政府の救済対象から外れていた肝炎患者約5500人に対し、総額約10億カナダドル(約1000億円)を支払う方針だと発表した。AP通信などが伝えた。
 従来の救済策は、米国では検査が行われていた1986年から、カナダが検査を実際に導入した90年までに感染した約1万人が対象だった。今回はそれを86年以前にも拡大し、症状の重さに応じた金額が来年初めにも支給されるという。
 古い救済策は98年に当時の自由党政権が決定。同政権は「86年以前には感染を防ぐ手段がなかった」と主張していたが、今年1月の総選挙で勝利したハーパー現首相の率いる保守党はこれを批判し、「全員救済」を公約にしていた。
 カナダでこの問題は刑事事件に発展している。カナダ赤十字の関係者や血液を供給した米製薬会社などが、汚染の可能性を知りながら使用した疑いで裁判にかけられており、来年初めに結論が出るとみられている。(共同)
 --------------------- 以上

 カナダでは、輸血後肝炎が刑事事件になっていることだけでも驚いてしまいます。
 輸血後肝炎の被害者が、1万5千人、これは非常に少ない人数ではないでしょうか。日本ではもっと大勢の方に輸血し、肝炎が起こっているのでは?
 この記事を読んで、フィブリノゲンなど血液製剤による感染被害、HIVの時のように刑事告発できないのでしょうか。時効の問題も気になります。

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