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October 08, 2021

腸内細菌を標的としたNAFLD/NASH治療法を開発 腸内細菌由来の酢酸が肝臓のインスリン抵抗性を改善

腸内細菌を標的としたNAFLD/NASH治療法を開発 腸内細菌由来の酢酸が肝臓のインスリン抵抗性を改善

糖尿病リソースガイド 21/10/07

 https://dm-rg.net/news/dcaf21d9-2586-4f0e-9397-1899f5ad9f35

 慶應義塾大学などの研究グループは、水溶性食物繊維であるイヌリンが、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)や非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)の発症を抑制することを確かめた。
 そのメカニズムとして、イヌリンから産生される腸内細菌由来の酢酸が、その受容体であるFFAR2/GPR43を介して、肝細胞のインスリン抵抗性を改善することを明らかにした。

 イヌリンの摂取がNAFLDやNASHの発症を抑制
 非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、肝臓への脂肪の蓄積や肝肥大を特徴とする生活習慣病であり、肥満や2型糖尿病などの代謝症候群とも深く関連している。NAFLD患者の1/4程度はさらに深刻な肝疾患である非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)を発症し、その1~2割が肝硬変の発症に至り、さらには肝がんへと進行する。アメリカや東アジアでNAFLDの罹患率は25%以上とされており、世界的な健康問題のひとつとなっている。

 NAFLD/NASHの病態形成に、腸内細菌の異常が関わっている可能性が示唆されている。そのため、腸内細菌は重要な治療標的のひとつといえるが、その具体的な方法については解明されていない。

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