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B型肝炎ウイルス感染を抑制する抗体を開発
-ウイルス侵入受容体をターゲットにした新しい抗体医薬に貢献-
2022年1月14日 理化学研究所/国立国際医療研究センター/広島大学
理化学研究所(理研)生命医科学研究センター創薬抗体基盤ユニットの竹森利忠基盤ユニットリーダー(研究当時、現炎症制御研究チーム客員研究員)、生命機能科学研究センター創薬タンパク質解析基盤ユニットの白水美香子基盤ユニットリーダー、科技ハブ産連本部創薬・医療技術基盤プログラムの深見竹広マネージャー、後藤俊男プログラムディレクター(研究当時)、国立国際医療研究センター(NCGM)肝炎・免疫研究センターの下遠野邦忠客員部長、広島大学大学院医系科学研究科の茶山一彰教授らの共同研究グループは、B型肝炎ウイルス(HBV)の感染受容体であるヒトNa+/タウロコール酸共輸送ポリペプチド(NTCP)[1]に結合し、HBV粒子のヒト肝細胞への感染を阻害するモノクローナル抗体[2]を開発しました。本研究成果は、新たなB型慢性肝炎抗体医薬[3]の開発に貢献すると期待できます。
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